【4月10日 AFP】パレスチナ自治区ガザ(Gaza)地区とイスラエルとの境界にあるナハル・オズ(Nahal Oz)検問所付近で9日、パレスチナ武装組織がイスラエル領内に進攻した。イスラエル軍によるとイスラエル市民2人が殺害された。また、武装組織メンバー1人と10代の少年1人を含むパレスチナ人5人が死亡した。

 イスラム聖戦(Islamic Jihad)、パレスチナ民衆抵抗委員会(Popular Resistance CommitteesPRC)、ムジャヒディン(Mujahedeen)の3組織が声明を発表。イスラエル軍兵士の拘束を目的とした作戦だったことを明らかにした。

 同日早朝には、パレスチナ武装組織とイスラエル軍との銃撃戦が発生し、武装組織側の1人と軍兵士1人が死亡している。ガザ地区では2月のイスラエル軍の進攻以来、1か月近く戦闘が小康状態を保っていた。(c)AFP