【4月6日 AFP】(一部更新)スリランカのコロンボ(Colombo)近郊のWeliveriyaで6日、伝統的な新年行事の最中に爆弾が爆発し、行事を主宰していたジェヤラージ・フェルナンドップレ(Jeyaraj Fernandopulle)ハイウェイ相(55)が死亡した。このほかに少なくとも11人が死亡、50人が負傷した。スリランカ政府が発表した。

 警察は、会場に潜入した反政府勢力「タミル・イーラム解放のトラ(Liberation Tigers of Tamil EelamLTTE)」の自爆テロ犯の犯行とみている。国防省もLTTEがハイウェイ相を暗殺したとの見方示している。

 フェルナンドップレ氏はLTTEに厳しい立場をとっており、失敗に終わったLTTEとの和平交渉にも参加していた。(c)AFP