【3月21日 AFP】(写真追加)中国政府は21日、チベット(Tibet)自治区の区都ラサ(Lhasa)で発生した暴動に関与したとしてチベット人19人の氏名と写真を公開した。

 ヤフー(yahoo.com)や中国系検索サイト「新浪(sina.com)」上で公開された顔写真は、ラサでの暴動の映像から人物の顔を拡大したもので鮮明ではない。 

 政府系チベット・デーリー(Tibet Daily)紙が報じたところによると、19人のうち2人はすでに身柄を拘束されたという。同紙は容疑者通報の専用電話番号を掲載し、市民に情報提供を呼びかけている。

 ラサで14日に発生した暴動は隣接地域のチベット人居住区にも拡大し、中国政府は強硬な姿勢で取り締まりを行っている。(c)AFP