ダルフール攻撃は「計画的」軍事作戦、国連報告書
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【3月21日 AFP】国連(UN)は20日、スーダン政府軍が1、2月に西ダルフール(West Darfur)州の4村を狙って行った攻撃について、「計画的な」軍事作戦だったとする報告書を発表した。
国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)とダルフール地方に展開する国連アフリカ連合平和維持部隊(UNAMID)が合同でまとめた報告書によると、一連の攻撃で少なくとも115人が死亡した。
報告書は攻撃について、「生活必需品を含め、民間人の所有物の破壊度からみて、この攻撃は計画的な軍事作戦」とした上で、「国際人権法違反であり、民間人の所有物と軍事目的の見境がなかった」と非難している。
スーダンでは2003年、黒人住民らの反政府組織と政府側との紛争が始まって以来、深刻な人道危機に見舞われている。
政府と連携したアラブ系の民兵組織は、反政府組織を鎮圧するため、民間人に対し、過激な暴力行為を行ったとして非難を浴びてきた。
米政府はダルフールでの戦闘行為をジェノサイド(大虐殺)だとしている。(c)AFP
国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)とダルフール地方に展開する国連アフリカ連合平和維持部隊(UNAMID)が合同でまとめた報告書によると、一連の攻撃で少なくとも115人が死亡した。
報告書は攻撃について、「生活必需品を含め、民間人の所有物の破壊度からみて、この攻撃は計画的な軍事作戦」とした上で、「国際人権法違反であり、民間人の所有物と軍事目的の見境がなかった」と非難している。
スーダンでは2003年、黒人住民らの反政府組織と政府側との紛争が始まって以来、深刻な人道危機に見舞われている。
政府と連携したアラブ系の民兵組織は、反政府組織を鎮圧するため、民間人に対し、過激な暴力行為を行ったとして非難を浴びてきた。
米政府はダルフールでの戦闘行為をジェノサイド(大虐殺)だとしている。(c)AFP