パキスタン・南ワジリスタンの住宅地にミサイル、16人死亡
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【3月16日 AFP】アフガニスタン国境に近いパキスタンの南ワジリスタン(South Waziristan)の部族地域のDoog村で16日、ミサイルが武装勢力の拠点になっていたと見られる住宅を直撃し、少なくとも16人が死亡した。国営テレビが伝えた。パキスタンでは前日、首都イスラマバード(Islamabad)で、爆発事件があったばかりで、悪化する治安情勢は、17日にも発足する新政府にとって、重圧となるのは必至だ。
住民らによると複数のミサイルがこの住宅に着弾した後、数回にわたり爆発音が聞こえたという。どこから発射されたのかは分かっていない。住民らによれば、この地域の主要都市であるワナ(Wana)に近い住宅地には、アフガニスタンの旧支配勢力タリバン(Taliban)や国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda )と関係のある外国人が潜伏しているという。
地元のある部族の1人によると、武装勢力が現場を封鎖し、遺体を運び出しているという。パキスタン軍報道官は、6回の爆発があったという報告を受けたと述べたものの、負傷者についての詳細は明らかになっていないとした。
隣国アフガニスタンに駐留する米軍主体の多国籍軍が、パキスタンの部族地域へのミサイル発射を行っており、ここ数か月でその頻度を増していた。(c)AFP
住民らによると複数のミサイルがこの住宅に着弾した後、数回にわたり爆発音が聞こえたという。どこから発射されたのかは分かっていない。住民らによれば、この地域の主要都市であるワナ(Wana)に近い住宅地には、アフガニスタンの旧支配勢力タリバン(Taliban)や国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda )と関係のある外国人が潜伏しているという。
地元のある部族の1人によると、武装勢力が現場を封鎖し、遺体を運び出しているという。パキスタン軍報道官は、6回の爆発があったという報告を受けたと述べたものの、負傷者についての詳細は明らかになっていないとした。
隣国アフガニスタンに駐留する米軍主体の多国籍軍が、パキスタンの部族地域へのミサイル発射を行っており、ここ数か月でその頻度を増していた。(c)AFP