イラク駐留米軍、7月以降も約14万人規模
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【2月26日 AFP】米国防総省高官は25日、イラク駐留米軍の規模について、7月までに兵士約2万人が撤退しても、イラク駐留を続ける米軍部隊の規模は依然として前年の増派前より大きいとの見通しを示した。
統合参謀本部のCarter Ham大将は記者会見で、7月時点でのイラク駐留米軍は約14万人規模と予想されると発表した。
ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領が前年、暴力抑制と対立宗派間の政治的和解の道を開くためイラク増派を指示した際、イラク駐留米軍は13万2000人規模だった。
Ham大将は「駐留米軍の規模は今後さらに縮小される可能性は十分にあるが、追加撤退の時期や規模について言及するのは時期尚早」との見解を示した。
イラク増派の一環として、約8000人規模の支援部隊も派遣されたが、Ham大将は今月初め、増派された部隊がすべて撤退した後も、イラク治安部隊の支援のため依然として支援部隊と訓練担当者の駐留が必要だと指摘している。(c)AFP
統合参謀本部のCarter Ham大将は記者会見で、7月時点でのイラク駐留米軍は約14万人規模と予想されると発表した。
ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領が前年、暴力抑制と対立宗派間の政治的和解の道を開くためイラク増派を指示した際、イラク駐留米軍は13万2000人規模だった。
Ham大将は「駐留米軍の規模は今後さらに縮小される可能性は十分にあるが、追加撤退の時期や規模について言及するのは時期尚早」との見解を示した。
イラク増派の一環として、約8000人規模の支援部隊も派遣されたが、Ham大将は今月初め、増派された部隊がすべて撤退した後も、イラク治安部隊の支援のため依然として支援部隊と訓練担当者の駐留が必要だと指摘している。(c)AFP