【2月8日 AFP】イスラエル政府は7日、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)へのエネルギー供給削減を再開した。同国国防省が発表した。人権擁護団体からは、武装勢力と無関係の市民を苦しめる集団制裁で、国際人道法に違反するとして非難の声が上がっている。

 米国務省のトム・ケーシー(Tom Casey)副報道官は、今回の措置について、「イスラエルに自衛権があることは理解するが、ガザ地区に住む一般市民の人道的状況を侵害し、悪化させる恐れがある措置は取るべきではない」と述べ、イスラエル政府に配慮を求めた。(c)AFP