【2月5日 AFP】米軍当局は4日、イラク・バグダッド(Baghdad)南方のイスカンダリヤ(Iskandariyah)近郊で2日に行われた、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系武装組織の掃討作戦中に、子どもを含む民間人9人を誤って殺害したことを明らかにした。また、子ども2人を含む3人の民間人が負傷しているという。

 目撃者らは、17人の一家を含め、20人ほどが米軍の空爆で死亡したと主張している。また、米軍の空爆は、イスカンダリヤ北東Al-Madain近郊のAl-Khanassaという地域で行われたとの情報もある。

 米軍は、詳細については明らかにしていない。

 イラク国内のアルカイダ系武装組織に対する掃討作戦は、現在まで数か月にわたって頻繁に行われているが、民間人が誤って殺害される事件はこれまでにも起きている。(c)AFP/Bryan Pearson