「アルカイダは自爆攻撃に子どもを使っている」、駐イラク米軍幹部
このニュースをシェア
【1月28日 AFP】駐イラク米軍のグレゴリー・スミス(Gregory Smith)海軍少将は27日、バグダッド(Baghdad)で会見し、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)が自爆攻撃に子どもを利用しており、前週発生した自爆攻撃のうち少なくとも2件が、15歳の子どもの犯行だったと述べた。
スミス少将は、21日の北部ティクリート(Tikrit)で治安関係者の親族の葬儀を狙った攻撃と、24日に北部モスル(Mosul)の学校で起きた自爆攻撃の2件を挙げ、「これらの子どもたちが爆弾を持たされていたことを知っていたかは不明」とした上で、「イラクのアルカイダは、子どもたちを洗脳して憎悪を植え付け、死へと向かわせている。彼らは暴力、憎悪、絶望の文化を生み出そうとしている」と非難した。
ティクリートでの攻撃では17人の犠牲者が出ている。(c)AFP
スミス少将は、21日の北部ティクリート(Tikrit)で治安関係者の親族の葬儀を狙った攻撃と、24日に北部モスル(Mosul)の学校で起きた自爆攻撃の2件を挙げ、「これらの子どもたちが爆弾を持たされていたことを知っていたかは不明」とした上で、「イラクのアルカイダは、子どもたちを洗脳して憎悪を植え付け、死へと向かわせている。彼らは暴力、憎悪、絶望の文化を生み出そうとしている」と非難した。
ティクリートでの攻撃では17人の犠牲者が出ている。(c)AFP