トルコ首相、アフガニスタンの現状に懸念を表明
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【1月17日 AFP】トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)首相は16日、スペインの首都マドリード(Madrid)で行われたビジネスフォーラムで演説し、アフガニスタンの高級ホテルで起きた自爆攻撃について同国の「不安な時期」の表れだとして懸念を表明した。
アフガニスタンでは14日、首都カブール(Kabul)にある5つ星ホテル「カブール・セレナホテル(Kabul Serena Hotel)」で、旧支配勢力タリバン(Taliban)とみられる武装グループによる自爆攻撃や銃乱射で、外国人3人を含む8人が死亡する事件が発生した。
エルドアン首相は、「5年前と比較して、現在のアフガニスタン情勢が前進しているのか後退しているのか分からない」とし、「安定していた時期もあったが、アフガニスタンのテロ組織は攻撃を再開している。われわれは不安な時期を迎えている」と懸念を示した。
トルコはアフガニスタンの国際治安支援部隊(ISAF)に兵士約1200人を派遣している。
エルドアン首相は、2001年の米同時多発テロなどの異文化間の不寛容に立ち向かうことを目指して開催されていた国連(UN)の「文明の同盟(Alliance of Civilizations)」第1回フォーラムに出席するため、スペインを訪問していた。(c)AFP
アフガニスタンでは14日、首都カブール(Kabul)にある5つ星ホテル「カブール・セレナホテル(Kabul Serena Hotel)」で、旧支配勢力タリバン(Taliban)とみられる武装グループによる自爆攻撃や銃乱射で、外国人3人を含む8人が死亡する事件が発生した。
エルドアン首相は、「5年前と比較して、現在のアフガニスタン情勢が前進しているのか後退しているのか分からない」とし、「安定していた時期もあったが、アフガニスタンのテロ組織は攻撃を再開している。われわれは不安な時期を迎えている」と懸念を示した。
トルコはアフガニスタンの国際治安支援部隊(ISAF)に兵士約1200人を派遣している。
エルドアン首相は、2001年の米同時多発テロなどの異文化間の不寛容に立ち向かうことを目指して開催されていた国連(UN)の「文明の同盟(Alliance of Civilizations)」第1回フォーラムに出席するため、スペインを訪問していた。(c)AFP