ケニア、最大野党が大統領選挙のやり直しを求め抗議活動の再開を発表
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【1月12日 AFP】大統領選挙の結果をめぐり暴動が続くケニアで、ムワイ・キバキ(Mwai Kibaki)大統領と対立する最大野党「オレンジ民主運動(Orange Democratic Movement、ODM)」のライラ・オディンガ(Raila Odinga)党首は11日、大統領選の再選挙を求めて、全国規模での抗議活動を来週から再開することを明らかにした。同国では今週、アフリカ連合(African Union、AU)主導による仲裁協議が行われたが、不調に終わっていた。
同国警察のHussein Ali警視総監はこれを受け、「この時期の抗議活動は適切ではないと考える。大統領選後に出された活動制限は現在も有効」として、治安維持の観点から直ちに抗議活動を禁止すると発表した。
警察当局は、前年12月30日に決定したキバキ大統領の再選に抗議する暴動が発生して以来、大規模抗議集会を阻止してきた。同国の暴動では、これまでに約600人が死亡したとされ、約25万人が避難を余儀なくされている。(c)AFP/Bogonko Bosire
同国警察のHussein Ali警視総監はこれを受け、「この時期の抗議活動は適切ではないと考える。大統領選後に出された活動制限は現在も有効」として、治安維持の観点から直ちに抗議活動を禁止すると発表した。
警察当局は、前年12月30日に決定したキバキ大統領の再選に抗議する暴動が発生して以来、大規模抗議集会を阻止してきた。同国の暴動では、これまでに約600人が死亡したとされ、約25万人が避難を余儀なくされている。(c)AFP/Bogonko Bosire