ホルムズ海峡での米艦威嚇、「イラン艇かどうか不明」と米海軍
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【1月11日 AFP】ペルシャ湾(Persian Gulf)のホルムズ海峡(Strait of Hormuz)でイラン革命防衛隊(Revolutionary Guards)の高速艇が米海軍艦に威嚇行為をしたとされる問題で、バーレーンの米海軍第5艦隊司令部は10日、AFPの電話取材に応じ、威嚇が高速艇から発せられたかどうかは「分からない」と述べた。
報道官のジョン・ゲイ(John Gay)大尉は、「(威嚇が)正確にどこから発せられたのかは分からない。沿岸からか、別の船舶からの可能性もある」と述べた上で、「高速艇が挑発的で攻撃的な行動をとっていたのは間違いない」と強調した。
一方、米政府は同日、この問題についてイラン政府に正式に抗議した。国務省のトム・ケーシー(Tom Casey)副報道官によると、米国とイランは正式な外交関係がないため、抗議文書はスイス政府を通じてイランに届けられる。
同問題をめぐっては米国防総省が8日、威嚇行為の証拠として米艦艇から撮影されたビデオ映像を公開したが、イラン側も10日に革命防衛隊提供とされる独自のビデオを公開し、通常の警備の一環として識別行動を行っただけと反論している。(c)AFP
報道官のジョン・ゲイ(John Gay)大尉は、「(威嚇が)正確にどこから発せられたのかは分からない。沿岸からか、別の船舶からの可能性もある」と述べた上で、「高速艇が挑発的で攻撃的な行動をとっていたのは間違いない」と強調した。
一方、米政府は同日、この問題についてイラン政府に正式に抗議した。国務省のトム・ケーシー(Tom Casey)副報道官によると、米国とイランは正式な外交関係がないため、抗議文書はスイス政府を通じてイランに届けられる。
同問題をめぐっては米国防総省が8日、威嚇行為の証拠として米艦艇から撮影されたビデオ映像を公開したが、イラン側も10日に革命防衛隊提供とされる独自のビデオを公開し、通常の警備の一環として識別行動を行っただけと反論している。(c)AFP