IAEA事務局長が保有核の安全性に懸念、パキスタン政府は反論
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【1月10日 AFP】国際原子力機関(International Atomic Energy Agency、IAEA)のモハメド・エルバラダイ(Mohamed ElBaradei)事務局長が8日、パキスタンが保有する核兵器の安全性について懸念を示したことを受け、パキスタン外務省は9日、同国の核兵器が過激派の手に渡ることはないと強調、事務局長発言は「無責任」だと強く非難した。
外務省報道官は「わが国の核兵器は他の核保有国と同様に、安全に保管されている。安全性と警備状態について懸念が示されたことは不当であり無責任だ」と述べた。
IAEAのエルバラダイ事務局長がパキスタン情勢について「30-40基の核爆弾を保有するパキスタンの混乱や、過激派主導の政治体制の成立を懸念する」「核兵器がパキスタンやアフガニスタンの過激派グループの手に渡る恐れがある」などと述べたことが、アラブ紙アルハヤト(Al-Hayat)で8日に報じられていた。(c)AFP
外務省報道官は「わが国の核兵器は他の核保有国と同様に、安全に保管されている。安全性と警備状態について懸念が示されたことは不当であり無責任だ」と述べた。
IAEAのエルバラダイ事務局長がパキスタン情勢について「30-40基の核爆弾を保有するパキスタンの混乱や、過激派主導の政治体制の成立を懸念する」「核兵器がパキスタンやアフガニスタンの過激派グループの手に渡る恐れがある」などと述べたことが、アラブ紙アルハヤト(Al-Hayat)で8日に報じられていた。(c)AFP