コロンビア人質事件、ロハス議員の息子の所在を巡り親族のDNA検査へ
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【1月2日 AFP】コロンビアの左翼ゲリラ「コロンビア革命軍(Revolutionary Armed Forces of Colombia、FARC)」が約束している人質3人の解放で、クララ・ロハス(Clara Rojas)氏が拘束中にFARCメンバーとの間にもうけたとされる息子エマヌエル・ロハス(Emmanuel Rojas)君の所在をめぐり、ロハス氏の親族が1日、DNA検査を受けることなった。
これは同国のアルバロ・ウリベ(Alvaro Uribe)大統領の要請によるもの。大統領は、エマヌエル君が2006年7月から首都ボゴタ(Bogota)にある公営の児童養護施設に預けられていると主張、事実確認のため、エマヌエル君の祖母にあたるロハス氏の母親のDNA検査を行うよう求めていた。
FARCは2007年12月18日、ロハス氏とエマヌエル君、コンスエロ・ゴンザレス・デ・ペルドモ(Consuelo Gonzalez de Perdomo)元議員の3人を解放すると発表したが、安全面の条件が整っていないことを理由に解放を延期している。ウリベ大統領は、本当の理由はFARCがエマヌエル君を「作り出すことができなかったため」と主張しており、エマヌエル君の所在が人質解放の進展を左右する可能性がある。(c)AFP
これは同国のアルバロ・ウリベ(Alvaro Uribe)大統領の要請によるもの。大統領は、エマヌエル君が2006年7月から首都ボゴタ(Bogota)にある公営の児童養護施設に預けられていると主張、事実確認のため、エマヌエル君の祖母にあたるロハス氏の母親のDNA検査を行うよう求めていた。
FARCは2007年12月18日、ロハス氏とエマヌエル君、コンスエロ・ゴンザレス・デ・ペルドモ(Consuelo Gonzalez de Perdomo)元議員の3人を解放すると発表したが、安全面の条件が整っていないことを理由に解放を延期している。ウリベ大統領は、本当の理由はFARCがエマヌエル君を「作り出すことができなかったため」と主張しており、エマヌエル君の所在が人質解放の進展を左右する可能性がある。(c)AFP