【12月31日 AFP】韓国の軍事情報筋は31日、北朝鮮軍は過去数か月の間に特殊部隊を増強し、ゲリラ型攻撃を行える能力を強化したとみられると伝えた。

 同情報筋はAFPの取材に対し「北朝鮮は前線および後方師団に属する数個の特殊戦部隊を新たに組織した。非正規戦におけるゲリラ能力を強化するつもりだ」と述べた。新たな部隊は各5000-6000人規模のエリート部隊で、従来の特殊戦部隊を補完するという。

 韓国軍上層部は北朝鮮の新部隊について最近協議し、現在、厳重に監視しているという。韓国の防衛白書によると、北朝鮮軍は特殊戦を専門とする熟練した奇襲戦闘員計12万人を擁している。(c)AFP