【12月31日 AFP】政情不安定が続くタイ南部のナラティワット(Narathiwat)県で31日、分離独立派の反政府勢力が仕掛けたとみられる爆弾5発が爆発し、計27人が負傷した。

 警察発表によると、マレーシア国境沿いのナラティワット県Sun Ngai Kolok市内の歓楽施設一帯の5か所に爆弾が仕掛けられていた。負傷者のうち2人は重傷とみられる。

 警察は、イスラム教徒が多い地区にあるホテルで爆弾1個の不発処置を行ったが、近くの別のホテル2か所で計5個の爆弾が爆発した。同地区では反政府勢力が分離独立を求め戦闘を繰り広げている。(c)AFP