トルコ軍によるイラク北部PKK拠点への空爆、女性1人が死亡
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【12月17日 AFP】トルコ軍は16日、クルド人独立国家を目指す武装組織「クルド労働者党(PKK)」の拠点とみられるイラク北部の地域を空爆し、女性1人が死亡した。生活基盤が破壊された村では、住民が避難を余儀なくされている。地元当局者が伝えた。
トルコ軍の関係者は、PKKの潜伏拠点として知られているザップ(Zap)、ハクルク(Hakurk)、Avasin、カンディル(Qandil)山脈を爆撃した述べた。
クルド自治政府は、今回の空爆を強く非難した。一方、トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)首相は、作戦は成功したと空爆をたたえた。
親クルド通信社Firatは、この空爆で女性1人が死亡、市民5人が重傷を負ったが、PKK側の犠牲者はいないと報じた。(c)AFP/Shwan Mohammed