NATO事務総長、アフガニスタン支援活動で不満表明
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【12月14日 AFP】来日した北大西洋条約機構(North Atlantic Treaty Organisation、NATO)のヤープ・デホープスヘッフェル(Jaap de Hoop Scheffer)事務総長は14日、都内で記者会見し、アフガニスタンでの支援活動について、同盟国からの部隊派遣が不足しているとしていらだちを示した。同事務総長は今後もアフガニスタンでの兵力増強を目指す方針を明らかにしている。
デホープスヘッフェル事務総長は、アフガニスタンでNATO指揮下にある部隊の駐留規模について「地上部隊についても空軍部隊についても完全には満足していない」と不満を表明。
同事務総長によると、NATOは、アフガニスタンでイスラム原理主義勢力タリバン(Taliban)と戦うために必要な地上兵力の約90%しか得られておらず、残る10%を補充することができない現状にあるという。事務総長は、問題解決へ向け努力を続ける意向を示している。
(c)AFP
デホープスヘッフェル事務総長は、アフガニスタンでNATO指揮下にある部隊の駐留規模について「地上部隊についても空軍部隊についても完全には満足していない」と不満を表明。
同事務総長によると、NATOは、アフガニスタンでイスラム原理主義勢力タリバン(Taliban)と戦うために必要な地上兵力の約90%しか得られておらず、残る10%を補充することができない現状にあるという。事務総長は、問題解決へ向け努力を続ける意向を示している。
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