【12月10日 AFP】ロシア・カフカス(Caucasus)地方北部のスタブロポリ(Stavropol)近郊で9日、路線バスの車内で爆弾が爆発し、地元警察当局およびインタファクス(Interfax)通信によると2人が死亡、13人が死亡した。

 路線バスはピャチゴルスク(Pyatigorsk)からスタブロポリに向かう路線で、ネビンノムイスク(Nevinnomyssk)のバス停で乗客を降ろしていたときに爆発が起きた。報道によれば当時、車内には34人が乗っていた。

 インタファクス通信は地元警察の話として、使用された爆弾はTNT火薬1キロ相当の手製爆弾だとしている。当局は、犯行はイスラム過激派によるものだとの見方を強めているという。

 カフカス地方一帯では爆弾事件が頻発しており、前月もチェチェン(Chechnya)共和国の隣の北オセチア(North Ossetia)共和国で、バスを狙った爆弾事件が発生し、5人が死亡している。(c)AFP