ブラウン英首相、2週間以内のバスラの治安権限移譲を明言
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【12月10日 AFP】(写真追加)ゴードン・ブラウン(Gordon Brown)英首相は9日、イラク南部バスラ(Basra)を電撃訪問し、イラク駐留英軍が2週間以内にバスラの治安権限をイラク政府に移譲する意向を示した。英首相官邸筋が明らかにした。
英政府の報道官によると、バスラに駐留する英軍部隊を前に演説を行ったブラウン首相は、イラクのヌーリ・マリキ(Nuri al-Maliki)首相は「2週間以内の権限移譲を求めている」と語ったという。
ブラウン首相は権限移譲の理由として、マリキ首相からの要請だけでなく、英軍が同地で過去数か月にわたって行ってきた作戦によって治安状況の改善をもたらしたことも挙げている。
ブラウン首相は10月、バスラの治安権限をイラク政府へ移譲することで、2008年初めまでにイラク派遣英軍部隊の人数を現在の約5500人から2500人にまで削減すると発表していた。(c)AFP
英政府の報道官によると、バスラに駐留する英軍部隊を前に演説を行ったブラウン首相は、イラクのヌーリ・マリキ(Nuri al-Maliki)首相は「2週間以内の権限移譲を求めている」と語ったという。
ブラウン首相は権限移譲の理由として、マリキ首相からの要請だけでなく、英軍が同地で過去数か月にわたって行ってきた作戦によって治安状況の改善をもたらしたことも挙げている。
ブラウン首相は10月、バスラの治安権限をイラク政府へ移譲することで、2008年初めまでにイラク派遣英軍部隊の人数を現在の約5500人から2500人にまで削減すると発表していた。(c)AFP