NATO、コソボ国際治安部隊の規模維持へ
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【12月7日 AFP】北大西洋条約機構(North Atlantic Treaty Organization、NATO)加盟国は7日、国連(UN)暫定統治下にあるセルビア南部コソボ(Kosovo)自治州に展開するNATO主体の国際治安部隊(KFOR)について、現在の1万7000人規模を維持することで合意した。さらに、危機対応時の判断について同部隊の司令官らに全権を与えることを決定した。
これに先だち、NATOを交えて6日夜開かれた欧州連合(EU)外相会議で、アルバニア系住民が大多数を占めるコソボがセルビアからの独立への動きを加速させていることへの懸念から、同州の治安安定に向けて対策を強化することを確認した。
記者会見したベルギーのカレル・デフフト(Karel de Gucht)外相は「NATOは現在の部隊規模を維持すべきだという見解で一致している」と説明していた。
欧米の外交当局者らによると、7日夜の正式承認に向けて現在、NATO加盟26か国とEU加盟国外相は合意声明の草案を作成中だという。(c)AFP/Lachlan Carmichael and Lorne Cook
これに先だち、NATOを交えて6日夜開かれた欧州連合(EU)外相会議で、アルバニア系住民が大多数を占めるコソボがセルビアからの独立への動きを加速させていることへの懸念から、同州の治安安定に向けて対策を強化することを確認した。
記者会見したベルギーのカレル・デフフト(Karel de Gucht)外相は「NATOは現在の部隊規模を維持すべきだという見解で一致している」と説明していた。
欧米の外交当局者らによると、7日夜の正式承認に向けて現在、NATO加盟26か国とEU加盟国外相は合意声明の草案を作成中だという。(c)AFP/Lachlan Carmichael and Lorne Cook