アフガニスタンで軍バスに自爆テロ、13人死亡
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【12月5日 AFP】(12月6日一部訂正)米国のロバート・ゲーツ(Robert Gates)国防長官が、3日間のアフガニスタン視察を終えた5日、アフガニスタンの首都カブール(Kabul)で軍のバスに爆弾を積んだ車両が突っ込み、少なくとも13人が死亡した。
今回の自爆テロに関して、イスラム原理主義組織タリバン(Taliban)が犯行声明を出した。
爆発は5日の朝、通勤客で交通が混雑する時間帯に発生。バスは、爆発の勢いで屋根と側面が吹き飛ばされ、黒ずんだ骨組みだけの金属の残がいと化した。
北大西洋条約機構(North Altantic Treaty Organisation、NATO)主導の国際治安支援部隊(International Security Assistance Force、ISAF)によると、死亡したのは国軍兵士8人と一般市民8人の合わせて16人で、犠牲者の多くが子どもとしているが、依然確認中だという。
保健省のアブドゥラ・ファヒム(Abudullah Fahim)報道官は、犠牲者のうち4人が10代前半の子どもだと発表。17人が病院で手当てを受けているという。
4日には、ISAFの車両を狙った自爆テロが起きており、ゲーツ長官が滞在中に、同様の自爆テロが2件発生した。4日の攻撃では、ISAF側に犠牲者はなかったが、一般市民22人が負傷した。
タリバンは4日のテロについても犯行声明を出している。
同長官は滞在中に、ハミド・カルザイ(Hamid Karzai)大統領と会談、タリバン主導の武装勢力による暴力行為について意見交換を行った。
旧政権(1996-2001年)を支配したタリバンの関与する自爆テロは、アフガニスタンで今年、タリバン政権崩壊後では最多の約140件が発生している。(c)AFP/Sardar Ahmad
今回の自爆テロに関して、イスラム原理主義組織タリバン(Taliban)が犯行声明を出した。
爆発は5日の朝、通勤客で交通が混雑する時間帯に発生。バスは、爆発の勢いで屋根と側面が吹き飛ばされ、黒ずんだ骨組みだけの金属の残がいと化した。
北大西洋条約機構(North Altantic Treaty Organisation、NATO)主導の国際治安支援部隊(International Security Assistance Force、ISAF)によると、死亡したのは国軍兵士8人と一般市民8人の合わせて16人で、犠牲者の多くが子どもとしているが、依然確認中だという。
保健省のアブドゥラ・ファヒム(Abudullah Fahim)報道官は、犠牲者のうち4人が10代前半の子どもだと発表。17人が病院で手当てを受けているという。
4日には、ISAFの車両を狙った自爆テロが起きており、ゲーツ長官が滞在中に、同様の自爆テロが2件発生した。4日の攻撃では、ISAF側に犠牲者はなかったが、一般市民22人が負傷した。
タリバンは4日のテロについても犯行声明を出している。
同長官は滞在中に、ハミド・カルザイ(Hamid Karzai)大統領と会談、タリバン主導の武装勢力による暴力行為について意見交換を行った。
旧政権(1996-2001年)を支配したタリバンの関与する自爆テロは、アフガニスタンで今年、タリバン政権崩壊後では最多の約140件が発生している。(c)AFP/Sardar Ahmad