米国防総省、新ミサイル防衛構想でロケット撃墜実験に成功
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【12月5日 AFP】米ミサイル防衛局(US Missile Defense Agency)は4日、新ミサイル防衛構想「Net-Centric Airborne Defense Element(NCDE)」に向けた軍事訓練で、米軍F16戦闘機に空対空ミサイルを搭載し、弾道ミサイルに見立てた気象観測ロケットの撃墜に成功したことを明らかにした。
同局のRick Lehner報道官によると、NCDEは弾道ミサイル攻撃を想定したもので、有人および無人戦闘機に高速ミサイルを搭載し弾道ミサイルが大気圏外に出る前に撃墜する防衛構想。
弾道ミサイル撃墜には、ミサイル発射から2-3分以内に戦闘機が発射地点の160キロメートル以内の距離に到達している必要があるが、同構想は短中距離ミサイルなどに対する防衛対策としてはきわめて有効だという。
国防総省ではこのほか「航空機搭載レーザー(Airborne Laser、ABL)」および「運動エネルギー迎撃機(Kinetic Energy Interceptor、KEI)」の2つの防衛構想が進行中だが、実際の導入までには数年を要する見込みだという。
(c)AFP
同局のRick Lehner報道官によると、NCDEは弾道ミサイル攻撃を想定したもので、有人および無人戦闘機に高速ミサイルを搭載し弾道ミサイルが大気圏外に出る前に撃墜する防衛構想。
弾道ミサイル撃墜には、ミサイル発射から2-3分以内に戦闘機が発射地点の160キロメートル以内の距離に到達している必要があるが、同構想は短中距離ミサイルなどに対する防衛対策としてはきわめて有効だという。
国防総省ではこのほか「航空機搭載レーザー(Airborne Laser、ABL)」および「運動エネルギー迎撃機(Kinetic Energy Interceptor、KEI)」の2つの防衛構想が進行中だが、実際の導入までには数年を要する見込みだという。
(c)AFP