国連とアフリカ連合によるダルフール合同平和維持部隊、派遣計画に遅れ
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【11月28日 AFP】国連(UN)のジャン・マリー・ゲーノ(Jean-Marie Guehenno)平和維持活動(PKO)担当事務次長は27日、スーダン西部の紛争地域、ダルフール(Darfur)地方への国連とアフリカ連合(African Union、AU)の合同平和維持部隊(UNAMID)派遣計画が、スーダン政府の非効率な官僚制度や部隊の装備不足によって遅れていることへの不満を表明した。
同事務次長は、国連安全保障理事会(UN Security Council)で読み上げた声明文のなかで、「UNAMIDの派遣が直面している問題は、部隊編成や兵力構成の最終決定判断や官僚機構による障害など根本的なものだ」と指摘した。
さらに同事務次長は、タイ、ネパール、北欧諸国などアフリカ以外の国がUNAMIDに参加することにスーダン政府が難色を示していることについて「UNAMID派遣を積極的に進める意思があるのか疑わざるをえない」とスーダン政府の姿勢を批判した。(c)AFP
同事務次長は、国連安全保障理事会(UN Security Council)で読み上げた声明文のなかで、「UNAMIDの派遣が直面している問題は、部隊編成や兵力構成の最終決定判断や官僚機構による障害など根本的なものだ」と指摘した。
さらに同事務次長は、タイ、ネパール、北欧諸国などアフリカ以外の国がUNAMIDに参加することにスーダン政府が難色を示していることについて「UNAMID派遣を積極的に進める意思があるのか疑わざるをえない」とスーダン政府の姿勢を批判した。(c)AFP