【11月23日 AFP】(一部更新)イラクで22日、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)とみられる武装グループが3つの集落を襲撃、少なくとも36人が死亡した。

 バグダッド(Baghdad)南部のスンニ(Sunni)派居住区Howr Rajabでは、イラク軍の制服を着た武装兵らによる襲撃があり、治安当局によると兵士3人が死亡、3人が負傷した。

 武装兵は軍事車両を乗っ取ると、地元の反アルカイダ戦線Howr Rajab Awakening Councilの本部を攻撃した。

 目撃者によると、イラク軍とAwakening Councilが武装兵に反撃し、激しい戦闘に発展したという。この戦闘で一般市民10人が死亡、4人が負傷した。

 バグダッドの病院も10人の民間人の遺体を収容したと述べている。(c)AFP/Ammar Karim