国連、ダルフールの合同平和維持部隊の装備不足を指摘
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【11月15日 AFP】国連(UN)のジャン・マリー・ゲーノ(Jean-Marie Guehenno)平和維持活動(PKO)担当事務次長は14日、スーダン西部ダルフール(Darfur)地方に国連とアフリカ連合(African Union、AU)の合同平和維持部隊(UNAMID)を派遣する計画について、十分な空輸機動力と火器が早急に供給されなければ失敗する可能性があるとの見方を示した。
ゲーノ事務次官は、「2008年初めにも部隊の展開が開始される予定であり、任務を遂行し得る部隊が必要だ」と述べ、UNAMIDの主力となる2万6000人のAU部隊が十分な装備を持つことが肝要との認識を示した。
外交筋によると、輸送機24機や戦闘用ヘリコプターなどの供給を要請されている西側諸国の中には、UNAMIDの指令・管理体制に対する疑念から、供給に難色を示している国がある。
ゲーノ事務次官は、「時間は刻々と過ぎている。われわれには幾つかの決定的な装備が不足している」と警告した。(c)AFP
ゲーノ事務次官は、「2008年初めにも部隊の展開が開始される予定であり、任務を遂行し得る部隊が必要だ」と述べ、UNAMIDの主力となる2万6000人のAU部隊が十分な装備を持つことが肝要との認識を示した。
外交筋によると、輸送機24機や戦闘用ヘリコプターなどの供給を要請されている西側諸国の中には、UNAMIDの指令・管理体制に対する疑念から、供給に難色を示している国がある。
ゲーノ事務次官は、「時間は刻々と過ぎている。われわれには幾つかの決定的な装備が不足している」と警告した。(c)AFP