【11月7日 AFP】イラク治安部隊は7日、武装勢力や犯罪者掃討作戦の一環として、首都バグダッド(Baghdad)市内に監視カメラ計250台を設置したと発表した。今後、さらに設置台数を増やす方針だ。

 バグダッド治安計画の広報担当官、Qasim Atta准将は記者会見で、5月に監視カメラを設置した中部の聖地カルバラ(Karbala)では、武装勢力掃討において効果が証明されたと語った。

 先端技術を使用したカメラには、最長5年分の撮影映像を保存しておくことができるという。

 Atta報道官や米軍司令官らは、2月に米軍が増派されて以降、治安状況は劇的に改善されていると報告したが、バグダッドは依然として宗派間抗争の渦中にあり、多数の人々が殺害されている。(c)AFP