イラク国境で、トルコ軍がクルド人武装組織の戦闘員30人以上を撃退
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【10月25日 AFP】トルコ軍は25日、同国南西部のイラクとの国境付近で2日前、多数のクルド人武装組織による軍事拠点への攻撃を阻止していたことを発表した。
トルコ軍参謀はウェブサイト上で、クルド人武装組織、クルド労働者党(Kurdistan Workers’ Party、PKK)の「戦闘員30人以上を戦闘不能にした」と発表した。トルコ軍は23日、イラク国境で同軍拠点に対する攻撃準備をしている「多数の」PKK戦闘員を発見し、戦車や迫撃砲などで撃退した。
報道によるとこの衝突で、PKK側の戦闘員少なくとも30人が死亡した。
ウェブサイトには「攻撃により戦闘員はイラク領内に逃亡した。収集した情報によると30人以上のテロリストが戦闘不能になった」と掲載されている。また捜索活動は継続中だとしている。
過去3日間で、PKKによるトルコ軍に対する攻撃が確認されたのは2回目。21日にはPKK戦闘員がトルコ軍部隊を急襲し、同軍の兵士12人が死亡、8人がPKKに拘束された。
トルコのアナトリア(Anatolia)通信によると、やはりイラクと隣接するシルナク(Sirnak)県でも、PKKの拠点に対する軍事作戦が続けられている。
同報道では、親政府派のクルド人村民による民兵集団に護衛されたトルコ軍部隊が、Incebelやクペル(Kupel)、Gabbar、Kato山脈周辺で掃討作戦を展開した。ディヤルバクル(Diyarbakir)の空軍基地から出撃したF16戦闘機も援護に当たり、これらの作戦で「武器などが備蓄されたPKKの塹壕(ざんごう)などを破壊した」という。(c)AFP
トルコ軍参謀はウェブサイト上で、クルド人武装組織、クルド労働者党(Kurdistan Workers’ Party、PKK)の「戦闘員30人以上を戦闘不能にした」と発表した。トルコ軍は23日、イラク国境で同軍拠点に対する攻撃準備をしている「多数の」PKK戦闘員を発見し、戦車や迫撃砲などで撃退した。
報道によるとこの衝突で、PKK側の戦闘員少なくとも30人が死亡した。
ウェブサイトには「攻撃により戦闘員はイラク領内に逃亡した。収集した情報によると30人以上のテロリストが戦闘不能になった」と掲載されている。また捜索活動は継続中だとしている。
過去3日間で、PKKによるトルコ軍に対する攻撃が確認されたのは2回目。21日にはPKK戦闘員がトルコ軍部隊を急襲し、同軍の兵士12人が死亡、8人がPKKに拘束された。
トルコのアナトリア(Anatolia)通信によると、やはりイラクと隣接するシルナク(Sirnak)県でも、PKKの拠点に対する軍事作戦が続けられている。
同報道では、親政府派のクルド人村民による民兵集団に護衛されたトルコ軍部隊が、Incebelやクペル(Kupel)、Gabbar、Kato山脈周辺で掃討作戦を展開した。ディヤルバクル(Diyarbakir)の空軍基地から出撃したF16戦闘機も援護に当たり、これらの作戦で「武器などが備蓄されたPKKの塹壕(ざんごう)などを破壊した」という。(c)AFP