イラン誘拐 中村さんの父が解放願う談話
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【10月15日 AFP】イランで誘拐された横浜国立大4年生の中村聡志(Satoshi Nakamura)さん(23)の父親が15日、息子の無事解放を願う談話を発表した。
中村さんの父親は談話の中で「救出のために最善を尽くしてくださっている多くの皆様に、たくさんの協力や励ましをいただき、本当に感謝しております。今、家族は一日も早く無事帰ってくることを望んでおります」と述べた。また中村さんの人柄について、正義感が強く、非常に優しい息子だと記した。
横浜国大で社会学を学ぶ中村さんは、ネパールで日本語と英語を教えるボランティア・グループに参加した後、ひとりでイランを旅行中、前週イラン南東部ケルマーン(Kerman)州バム(Bam)でホテルから出たところを誘拐された。各国政府は同地域への渡航に注意を喚起しているが、旧来から人気だった観光都市バムを訪れる外国人旅行者は今もなお多い。
中村さんの家族は、旅行の計画に反対したという。また、危険な場所には行かないようにと伝えたところ、中村さんは注意すると約束していた。
8日の誘拐直後、中村さんは日本の家族へ電話を入れ、「お母さん、大丈夫?」と尋ねた。その電話では自分が誘拐されたことについて触れなかったという。誘拐について語ったのは、10日にあった誘拐後2回目の電話。この電話で日本政府に対し、イラン政府への働きかけも求めた。
日本政府は10日、中村さんの身柄に関する新しい情報はないと発表している。(c)AFP
中村さんの父親は談話の中で「救出のために最善を尽くしてくださっている多くの皆様に、たくさんの協力や励ましをいただき、本当に感謝しております。今、家族は一日も早く無事帰ってくることを望んでおります」と述べた。また中村さんの人柄について、正義感が強く、非常に優しい息子だと記した。
横浜国大で社会学を学ぶ中村さんは、ネパールで日本語と英語を教えるボランティア・グループに参加した後、ひとりでイランを旅行中、前週イラン南東部ケルマーン(Kerman)州バム(Bam)でホテルから出たところを誘拐された。各国政府は同地域への渡航に注意を喚起しているが、旧来から人気だった観光都市バムを訪れる外国人旅行者は今もなお多い。
中村さんの家族は、旅行の計画に反対したという。また、危険な場所には行かないようにと伝えたところ、中村さんは注意すると約束していた。
8日の誘拐直後、中村さんは日本の家族へ電話を入れ、「お母さん、大丈夫?」と尋ねた。その電話では自分が誘拐されたことについて触れなかったという。誘拐について語ったのは、10日にあった誘拐後2回目の電話。この電話で日本政府に対し、イラン政府への働きかけも求めた。
日本政府は10日、中村さんの身柄に関する新しい情報はないと発表している。(c)AFP