【10月10日 AFP】米政府は9日、国土安全保障に関する報告書を発表し、指導者オサマ・ビンラディン(Osama bin Laden)容疑者が主導する国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)が、依然として核兵器や生物兵器をはじめとする大量破壊兵器の獲得に動いていることを明らかにした。

 報告書は政府があらゆるレベルでテロ対策の連携を強化するよう要請し、アルカイダを「依然として最も深刻な脅威」と位置づける。また、「米国内で発見されたアルカイダとの結び付きがあるとみられる人物はほんのわずかにすぎないが、今後アルカイダが米国本土での活動を激化させる可能性もある」と指摘している。(c)AFP