【10月7日 AFP】イラク駐留米軍が首都バグダッド(Baghdad)北方のJayzaniで5日に行った2度にわたる空爆により民間人の犠牲者が出たとされる問題で6日、地元自警団が国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)のメンバーと誤って地上作戦遂行中の米軍を攻撃してしまったことが原因だった可能性が出てきた。地元警察当局者らがAFPに対し語った。

 目撃者によると、地元自警団が現地で作戦を展開していた駐留米軍をアルカイダのメンバーと誤って攻撃し、銃撃戦に発展、空爆に至ったという。

 事件当日、駐留米軍はイランと関係があるとされる武装勢力メンバーの拘束を目的に現地で作戦を展開していた。

 駐留米軍による空爆で、女性や子どもなど民間人を含む25人の犠牲者が出たと政府当局者は伝えているが、一方の米軍当局は、民間人の犠牲者は出ていないとしている。(c)AFP/Mohammed Ameer