【9月21日 AFP】イスラエルのWaed Mundarさん(25)は19日、ゴラン高原(Golan Heights)の町クネイトラ(Quneitra)から、結婚式のため親族とともにシリアに入った。ゴラン高原は1967年の第3次中東戦争でイスラエルの支配下に置かれた戦略上の要衝。Mundarさんは、国連兵力引き離し監視軍が駐留する同町から国境を越えシリアに入国、花婿と従兄弟のMajd Mundarさん(30)に再会する。Mundarさんの親族は第3次中東戦争で離散、シリアとゴラン高原に分かれて住んでいる。悪化する両国関係のため、Mundarさんの親族が再会できる見込みは少なかった。(c)AFP