ビンラディン容疑者、パキスタン政権に「宣戦布告」
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【9月20日 AFP】国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)の指導者ウサマ・ビンラディン(Osama Bin Laden)容疑者が、最新ビデオ映像のなかでパキスタンのペルベズ・ムシャラフ(Pervez Musharraf)大統領および同国軍に対し「宣戦布告」する模様だ。米国の情報収集企業インテルセンター(IntelCenter)が20日、明らかにした。
イスラム組織のウェブサイトを監視しているインテルセンターによると、このビデオは「聖戦(ジハード)へ結集せよ」と銘打たれアルカイダ広報部門により72時間以内に発表される予定だという。
このほか、アルカイダのメディア担当部門「アルサハブ(Al-Sahab)」が公表した別のビデオでは、同組織のナンバー2、アイマン・ザワヒリ(Ayman al-Zawahiri)容疑者が、7月にパキスタンで発生し、当局が武力で鎮圧した「赤いモスク立てこもり事件」に触れ、ムシャラフ大統領は「聖職者を殺害した罪で罰せられねばならない」と述べているという。
同ビデオは以前のニュース映像とザワヒリ容疑者の最新メッセージの双方を編集した内容となっており、米監視機関サイト・インテリジェンス・グループ(SITE Intelligence Group)により、同日、公表される予定。
2001年の米国同時多発テロから6年目を迎えた9月11日以降、アルカイダはビデオや音声によるメッセージを連続して発表している。直近に公表された長さ81分のビデオでは、ザワヒリ容疑者らアルカイダ指導者が米国を嘲笑(ちょうしょう)。イラクやアフガニスタンなどの地で「イスラム主義者が勝利している」と述べ、親米イスラム各国の政権打倒を呼びかけている。(c)AFP
イスラム組織のウェブサイトを監視しているインテルセンターによると、このビデオは「聖戦(ジハード)へ結集せよ」と銘打たれアルカイダ広報部門により72時間以内に発表される予定だという。
このほか、アルカイダのメディア担当部門「アルサハブ(Al-Sahab)」が公表した別のビデオでは、同組織のナンバー2、アイマン・ザワヒリ(Ayman al-Zawahiri)容疑者が、7月にパキスタンで発生し、当局が武力で鎮圧した「赤いモスク立てこもり事件」に触れ、ムシャラフ大統領は「聖職者を殺害した罪で罰せられねばならない」と述べているという。
同ビデオは以前のニュース映像とザワヒリ容疑者の最新メッセージの双方を編集した内容となっており、米監視機関サイト・インテリジェンス・グループ(SITE Intelligence Group)により、同日、公表される予定。
2001年の米国同時多発テロから6年目を迎えた9月11日以降、アルカイダはビデオや音声によるメッセージを連続して発表している。直近に公表された長さ81分のビデオでは、ザワヒリ容疑者らアルカイダ指導者が米国を嘲笑(ちょうしょう)。イラクやアフガニスタンなどの地で「イスラム主義者が勝利している」と述べ、親米イスラム各国の政権打倒を呼びかけている。(c)AFP