シリアがレバノンの爆破事件を非難、暗に関与を否定
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【9月20日 AFP】シリア政府は19日、レバノンの首都ベイルート(Beirut)で反シリア派の国会議員が車両爆弾により死亡した事件について、レバノンとの関係回復を図るシリアをおとしめる「犯罪行為だ」と非難した。
国営シリア・アラブ通信(SANA)は「アントワーヌ・ガネム(Antoine Ghanem)議員およびレバノン市民の殺害に強く抗議する。この犯罪行為は、レバノンの理解を得るために尽力するシリアおよび各国を標的とするものだ。シリア政府は、親しき隣国レバノンの治安、安定および国民統合のために協力している」との声明文を発表した。声明文では、事件を主導した可能性のある勢力についての言及はなかった。
一方、レバノンの反シリア勢力は事件に関与したとしてシリアを非難している。また、米国と国連安全保障理事会(UN Security Council)もこの事件を非難する声明を発表。米政府は、レバノンの民主主義構築を支援する方針を示している。(c)AFP
国営シリア・アラブ通信(SANA)は「アントワーヌ・ガネム(Antoine Ghanem)議員およびレバノン市民の殺害に強く抗議する。この犯罪行為は、レバノンの理解を得るために尽力するシリアおよび各国を標的とするものだ。シリア政府は、親しき隣国レバノンの治安、安定および国民統合のために協力している」との声明文を発表した。声明文では、事件を主導した可能性のある勢力についての言及はなかった。
一方、レバノンの反シリア勢力は事件に関与したとしてシリアを非難している。また、米国と国連安全保障理事会(UN Security Council)もこの事件を非難する声明を発表。米政府は、レバノンの民主主義構築を支援する方針を示している。(c)AFP