【9月13日 AFP】パキスタン軍は12日、アフガニスタン国境付近の山岳地帯で親イスラム原理主義勢力タリバン(Taliban)戦闘員の潜伏場所を攻撃し、約40人を殺害したと発表した。

 同日先刻、数十人の戦闘員が検問所を襲撃、兵士12人を拉致しており、また2週間前に拘束した約200人の兵士については殺害を実行すると脅迫していた。

 パキスタンには同日、ジョン・ネグロポンテ(John Negroponte)米国務副長官が訪問しており、政治的危機に直面しているペルベズ・ムシャラフ(Pervez Musharraf)大統領の「テロとの戦い」を全面的に支援する決意を改めて表明したばかりだった。(c)AFP