【9月7日 AFP】(9月7日一部修正)6日早朝、イラクの首都バグダッド郊外を米軍が空爆し、就寝中だった民間人14人が死亡した。また住宅数棟が破壊された。

 イラクの内務省および国防省によると、反政府勢力に対する掃討作戦中の米軍のへリコプター数機が、現地時間午前2時から3時頃にかけて、バグダッド西部マンスール(Mansour)地区のWashash周辺の住宅を空爆した。

 死者14人が出たほか、少なくとも10人が負傷、近くのAl-Yarmuk病院へ搬送された。

 内務省高官の一人は「住民が寝ている間に攻撃があった。武力衝突はなく、周辺の混乱もなかった。破壊された住宅は2軒から5軒。負傷者の中には女性もいた」と語った。今回の件に関して米軍からの談話は発表されていない。(c)AFP