ダルフール紛争、反政府勢力が統一軍事組織設立へ
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【8月21日 AFP】危機的状況が続くスーダン西部ダルフール(Darfur )地方の紛争で、7月に結成されたばかりの反政府勢力5派の連合United Front for Liberation and Development(UFLD)は20日、同連合の指導者たちがダルフールに戻り、それぞれの軍事部門を1つの軍事組織に統一すると発表した。
さらにUFLDのAbdel Aziz代表が、同連合の拠点でもある、エリトリアの首都アスマラ(Asmara)で記者団に語ったところによると、同連合の部隊がダルフールで活動する援助活動関係者やNGO関係者を保護することを約束した。
約2週間前に国連(United Nations、UN)とアフリカ連合(African Union、AU)の仲介によって、タンザニアのアルーシャ(Arusha)で反政府勢力間の会談が行われており、今回の決定はそれを受けてのもの。
UFLD側はスーダン政府との最終的な和平協議は、病院に監禁状態にある反政府勢力の指導者Suleiman Jamous氏が釈放されない限り行わないとしている。国連によると、スーダン政府は治療のための同氏の出国を認めることに合意しているという。(c)AFP
さらにUFLDのAbdel Aziz代表が、同連合の拠点でもある、エリトリアの首都アスマラ(Asmara)で記者団に語ったところによると、同連合の部隊がダルフールで活動する援助活動関係者やNGO関係者を保護することを約束した。
約2週間前に国連(United Nations、UN)とアフリカ連合(African Union、AU)の仲介によって、タンザニアのアルーシャ(Arusha)で反政府勢力間の会談が行われており、今回の決定はそれを受けてのもの。
UFLD側はスーダン政府との最終的な和平協議は、病院に監禁状態にある反政府勢力の指導者Suleiman Jamous氏が釈放されない限り行わないとしている。国連によると、スーダン政府は治療のための同氏の出国を認めることに合意しているという。(c)AFP