フィリピン南部に新たに5000人規模の部隊配備、過激派との戦闘激化を受け
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【8月17日 AFP】情勢が不安定なフィリピン南部ホロ島(Jolo)に15日、フィリピン国軍の増援部隊約5000人が到着した。
同地では9日、国軍とイスラム原理主義組織アブサヤフ(Abu Sayyaf)の間で戦闘が発生。2度にわたる戦闘により、1日の被害規模としては過去数十年で最大となる26人の兵士が死亡した。これを受けて国軍は、米軍の訓練を受けた国軍部隊の増派を決めた。
アブサヤフは、ミンダナオ島独立を目指すモロ・イスラム解放戦線(Moro National Liberation Front、MNLF)から分派した武装勢力で、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)との関係も指摘される。フィリピン国軍は米軍と共に、アブサヤフなど過激派の掃討作戦を展開している。(c)AFP
同地では9日、国軍とイスラム原理主義組織アブサヤフ(Abu Sayyaf)の間で戦闘が発生。2度にわたる戦闘により、1日の被害規模としては過去数十年で最大となる26人の兵士が死亡した。これを受けて国軍は、米軍の訓練を受けた国軍部隊の増派を決めた。
アブサヤフは、ミンダナオ島独立を目指すモロ・イスラム解放戦線(Moro National Liberation Front、MNLF)から分派した武装勢力で、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)との関係も指摘される。フィリピン国軍は米軍と共に、アブサヤフなど過激派の掃討作戦を展開している。(c)AFP