アフガニスタンの韓国人拉致事件、解放された2人が帰国
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【8月17日 AFP】アフガニスタンで発生したイスラム原理主義組織タリバン(Taliban)による韓国人拉致事件で、13日に解放された女性2人が17日、ソウル(Seoul)の仁川(Incheon)国際空港に到着した。聨合(Yonhap)ニュースが伝えた。
解放されたキム・ギョンジャ(Kim Kyung-Ja)さん(37)とキム・ジナ(Kim Gi-Na)さん(32)は空港で家族と再会後、健康診断のためにソウル市郊外の盆唐(Bundang)にある軍の病院に向かった。2人はアフガニスタンを出発前にもバグラム(Bagram)の韓国軍基地で健康診断を受けていた。
タリバン側は2人の解放は「善意のしるし」だとしている。
韓国人グループは、7月19日にアフガニスタン南部で奉仕活動に向かうためバスで移動中、タリバンに拉致された。タリバン側は人質と引き換えに、アフガニスタン政府に身柄を拘束されているタリバンメンバーの釈放を求めている。人質23人のうち男性2人が銃殺されたが、依然として19人が解放されていない。
タリバン側の発表では、16日に行われたタリバンと韓国政府の直接交渉に進展はなかった。
安全上の理由から外国メディアの空港内への立ち入りは禁止された。韓国政府は残る人質の安全のために2人のメディア露出を極力避けたい考えを示している。(c)AFP
解放されたキム・ギョンジャ(Kim Kyung-Ja)さん(37)とキム・ジナ(Kim Gi-Na)さん(32)は空港で家族と再会後、健康診断のためにソウル市郊外の盆唐(Bundang)にある軍の病院に向かった。2人はアフガニスタンを出発前にもバグラム(Bagram)の韓国軍基地で健康診断を受けていた。
タリバン側は2人の解放は「善意のしるし」だとしている。
韓国人グループは、7月19日にアフガニスタン南部で奉仕活動に向かうためバスで移動中、タリバンに拉致された。タリバン側は人質と引き換えに、アフガニスタン政府に身柄を拘束されているタリバンメンバーの釈放を求めている。人質23人のうち男性2人が銃殺されたが、依然として19人が解放されていない。
タリバン側の発表では、16日に行われたタリバンと韓国政府の直接交渉に進展はなかった。
安全上の理由から外国メディアの空港内への立ち入りは禁止された。韓国政府は残る人質の安全のために2人のメディア露出を極力避けたい考えを示している。(c)AFP