タリバン勢力10人殺害、パキスタン軍
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【8月11日 AFP】パキスタン軍は10日、アフガニスタンと国境を接する北部の山岳地帯で掃討作戦を遂行、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)やイスラム原理主義組織タリバン(Taliban)のメンバー、少なくとも10人を殺害した。
軍の報道官によれば、この攻撃は9日に南ワジリスタン(South Waziristan)地区で行方不明となった兵士16人の捜索中のものだという。
報道官によると、事件発生当時、Spinkai Raghzai地域を車両で移動中に拉致された16人は私服を着用し、また搭乗車両には軍のマークなどは付けられていなかったという。
2005年に南ワリジスタン地区の政府当局と地元の武装勢力との間で和平協定が結ばれて以来、誘拐事件が発生したのは今回が初めて。
武装勢力側は、同地域への兵力の派遣は和平協定に違反するものであり、報復を行うと警告している。なお誘拐への関与については明らかにしていない。
地元政府当局は、16人の身柄の安全な解放を求めて交渉を行っている。
同地域では7月にタリバン勢力のリーダーの1人であるAbdullah Mehsud氏が自爆死して以来、緊張は高まりをみせている。(c)AFP
軍の報道官によれば、この攻撃は9日に南ワジリスタン(South Waziristan)地区で行方不明となった兵士16人の捜索中のものだという。
報道官によると、事件発生当時、Spinkai Raghzai地域を車両で移動中に拉致された16人は私服を着用し、また搭乗車両には軍のマークなどは付けられていなかったという。
2005年に南ワリジスタン地区の政府当局と地元の武装勢力との間で和平協定が結ばれて以来、誘拐事件が発生したのは今回が初めて。
武装勢力側は、同地域への兵力の派遣は和平協定に違反するものであり、報復を行うと警告している。なお誘拐への関与については明らかにしていない。
地元政府当局は、16人の身柄の安全な解放を求めて交渉を行っている。
同地域では7月にタリバン勢力のリーダーの1人であるAbdullah Mehsud氏が自爆死して以来、緊張は高まりをみせている。(c)AFP