タリバン、韓国人女性人質と同数の女性収監者との交換に前向き
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【8月7日 AFP】アフガニスタンでボランティアグループの韓国人23人が拉致され、2人が殺害された事件で、人質を拘束している前政権のイスラム原理主義勢力タリバン(Taliban)は7日、国内の米軍基地に収監されているアフガニスタン人女性と、人質となっている韓国人女性との交換に前向きな姿勢を示した。タリバンのユスフ・アフマディ(Yousuf Ahmadi)報道官がAFPに対し語った。
同報道官は、「アフガニスタン政府または米国政府が、カンダハル(Kandahar)またはバグラム(Bagram)(の米軍基地)に収監されているアフガニスタン人女性を解放すれば、われわれも同人数の人質女性を解放する用意がある」と述べ、1対1の交換を示唆した。ただ、「カンダハルやバグラムの女性収監者の人数は把握していない」とも語った。アフガニスタン政府は、タリバンとかかわりのある女性収監者の存在について不明としている。
首都カブール(Kabul)の北にあるバグラム米空軍基地(Bagram Air Field)は、アフガニスタンに展開する米軍主導部隊の、南部カンダハル州にある基地は北大西洋条約機構(NATO)軍の、それぞれ主要基地となっている。
今回の人質交換の提案は、タリバンが収監中の仲間の解放に向けた交渉期限が過ぎたためボランティアグループ23人のうち2人を殺害してから初の要求となった。
女性16人を含む21人は、拉致現場である南部ガズニ(Ghazni)州で拘束中と考えられている。(c)AFP
同報道官は、「アフガニスタン政府または米国政府が、カンダハル(Kandahar)またはバグラム(Bagram)(の米軍基地)に収監されているアフガニスタン人女性を解放すれば、われわれも同人数の人質女性を解放する用意がある」と述べ、1対1の交換を示唆した。ただ、「カンダハルやバグラムの女性収監者の人数は把握していない」とも語った。アフガニスタン政府は、タリバンとかかわりのある女性収監者の存在について不明としている。
首都カブール(Kabul)の北にあるバグラム米空軍基地(Bagram Air Field)は、アフガニスタンに展開する米軍主導部隊の、南部カンダハル州にある基地は北大西洋条約機構(NATO)軍の、それぞれ主要基地となっている。
今回の人質交換の提案は、タリバンが収監中の仲間の解放に向けた交渉期限が過ぎたためボランティアグループ23人のうち2人を殺害してから初の要求となった。
女性16人を含む21人は、拉致現場である南部ガズニ(Ghazni)州で拘束中と考えられている。(c)AFP