交渉難航、タリバンの韓国人拉致、再度交渉期限が過ぎる
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【8月1日 AFP】アフガニスタンでイスラム原理主義勢力タリバン(Taliban)がボランティアグループの韓国人23人を拉致した事件で、前日にタリバン側が延長した1日正午(日本時間同日午後4時)の期限が過ぎたが、アフガニスタン政府との交換条件交渉は明らかに滞っている。
韓国人人質はこれまでに2人が殺害されており、残る21人についても、1日正午以降は「1人またはそれ以上をいつでも殺害する可能性がある」とタリバンのYousuf Ahmadi広報官が警告していた。
アフガニスタン政府側の交渉責任者を務めるWaheedullah Mujadadi氏によると、韓国の代表団を韓国人人質の一部と面会させるよう、アフガニスタン当局がタリバン側の説得に当たっている。アフガニスタン政府が拘束しているタリバン・メンバーの釈放をめぐり両者が合意に至らない限り、人質殺害を開始するとタリバン側は事前に警告していたが、1日の交渉期限後も「交渉は続く」と同氏は述べている。(c)AFP
韓国人人質はこれまでに2人が殺害されており、残る21人についても、1日正午以降は「1人またはそれ以上をいつでも殺害する可能性がある」とタリバンのYousuf Ahmadi広報官が警告していた。
アフガニスタン政府側の交渉責任者を務めるWaheedullah Mujadadi氏によると、韓国の代表団を韓国人人質の一部と面会させるよう、アフガニスタン当局がタリバン側の説得に当たっている。アフガニスタン政府が拘束しているタリバン・メンバーの釈放をめぐり両者が合意に至らない限り、人質殺害を開始するとタリバン側は事前に警告していたが、1日の交渉期限後も「交渉は続く」と同氏は述べている。(c)AFP