タリバンの韓国人拉致事件、人質解放交渉は「正念場」
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【7月25日 AFP】ボランティア活動のためアフガニスタン入りしていた韓国人23人を旧政権タリバン(Taliban)が拉致した事件で、タリバン側は24日、人質解放をめぐる交渉が正念場を迎えたと語った。
拘束中の同胞の釈放を要求するタリバンは、政府側に釈放対象者8人を特定する名簿を渡し、また釈放された仲間と同人数の韓国人を解放すると述べている。
交渉期限の24日午後2時半(GMT)が過ぎると、タリバンのユスフ・アマディ(Yousuf Ahmadi)報道官はAFPに対し、電話で「交渉は継続中だ。現在、細心の注意を要する段階にある」と語った。同報道官の居場所は不明。
タリバンは、人質解放の条件として、ドイツ、韓国両政府に対してアフガニスタン駐留部隊の撤退を要求し、またアフガニスタン政府に対しては拘束中のタリバンメンバー計33人を釈放するよう要求している。
週末にアフガニスタン入りしていた韓国政府の緊急対策チームは24日、タリバンと初の直接交渉を行うため、人質が捕らえられている南部ガズニ(Ghazni)州に到着した。(c)AFP/Nasrat Shoaib
拘束中の同胞の釈放を要求するタリバンは、政府側に釈放対象者8人を特定する名簿を渡し、また釈放された仲間と同人数の韓国人を解放すると述べている。
交渉期限の24日午後2時半(GMT)が過ぎると、タリバンのユスフ・アマディ(Yousuf Ahmadi)報道官はAFPに対し、電話で「交渉は継続中だ。現在、細心の注意を要する段階にある」と語った。同報道官の居場所は不明。
タリバンは、人質解放の条件として、ドイツ、韓国両政府に対してアフガニスタン駐留部隊の撤退を要求し、またアフガニスタン政府に対しては拘束中のタリバンメンバー計33人を釈放するよう要求している。
週末にアフガニスタン入りしていた韓国政府の緊急対策チームは24日、タリバンと初の直接交渉を行うため、人質が捕らえられている南部ガズニ(Ghazni)州に到着した。(c)AFP/Nasrat Shoaib