タリバンのドイツ人拘束事件、「脅迫には応じない」とメルケル首相
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【7月23日 AFP】アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)独首相は22日、ドイツ公共放送連盟(ARD)のテレビインタビューで、アフガニスタンでドイツ人2人がイスラム原理主義勢力タリバン(Taliban)に誘拐された事件について、「脅迫には応じない」と述べた。
18日、5人の現地人とともにアフガニスタンで誘拐されたドイツ人2人のうち、1人は殺害されたとみられるが、もう1人はまだ生存の可能性が指摘されている。
人質の解放のため身代金の用意があるかと問われたメルケル首相は、「政府として責任ある行動をしている。脅迫に応じることはない」とする一方、あらゆる手段を用いて人質の生命を救うことが政府の使命だとも話した。
タリバンは22日、ドイツとアフガニスタン両政府が期限までに要求に応じなかったため、ドイツ人の人質を2人とも殺害したと発表している。(c)AFP
18日、5人の現地人とともにアフガニスタンで誘拐されたドイツ人2人のうち、1人は殺害されたとみられるが、もう1人はまだ生存の可能性が指摘されている。
人質の解放のため身代金の用意があるかと問われたメルケル首相は、「政府として責任ある行動をしている。脅迫に応じることはない」とする一方、あらゆる手段を用いて人質の生命を救うことが政府の使命だとも話した。
タリバンは22日、ドイツとアフガニスタン両政府が期限までに要求に応じなかったため、ドイツ人の人質を2人とも殺害したと発表している。(c)AFP