【7月12日 AFP】アルジェリアのラハダリア(Lakhdaria)で11日、爆発物を積んだ車両が軍の兵舎に突入して爆発、兵士10人が死亡した。

 カタールの衛星テレビ局アルジャジーラ(Al-Jazeera)によると、同事件をめぐり、北アフリカに拠点を置く国際テロ組織「アルカイダ(Al-Qaeda)」の関連組織が犯行声明を出しているという。

 同局は、「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ組織(%%Al-Qaeda
Movement in the Islamic Countries of the Maghreb%%)」から寄せられた録音テープと、インターネット上で発表された声明文の映像を流した。

 テープには、広報官と見られる男の声で「爆発で兵士70人以上が死亡し、背教者数十人が負傷した」とのメッセージが録音されていたが、この内容の信ぴょう性は確認されていない。

 事件の目撃者の話によると、実行犯の若者は冷蔵トラックで兵舎の入り口に突入したという。現場となったラハダリアは、アルジェ(Algiers)の南東70キロメートルに位置する。(c)AFP