ジョンストン記者、「解放はハマスの圧力によるもの」
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【7月4日 AFP】パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)でイスラム系武装勢力に拉致されていた英国放送協会(BBC)のアラン・ジョンストン(Alan Johnston)記者(45)が4日、イスラム原理主義組織ハマス(Hamas)の仲介により、4か月ぶりにガザ市(Gaza City)で解放された。
ハマスのイスマイル・ハニヤ(Ismail Haniya)元パレスチナ自治政府首相とともに記者会見を行ったジョンストン記者は、「解放はハマスが武装勢力に対して、強力な圧力を掛けたことによるものだった。ガザ地区が抱える多数の問題の解決に取り組むハマスからの圧力がなければ、拘束期間はさらに長引いていただろう」と語った。
また、「言うまでもなく、4か月にわたる拘束は私の人生で最悪の経験だった」と述べ、武装勢力は同記者を脅すこともあったという。「(拘束中は)生き埋めにされたような気分だった。危険で予測不可能な人間たちの手に、自身の命が握られていたのだから」と事件を振り返った。(c)AFP
ハマスのイスマイル・ハニヤ(Ismail Haniya)元パレスチナ自治政府首相とともに記者会見を行ったジョンストン記者は、「解放はハマスが武装勢力に対して、強力な圧力を掛けたことによるものだった。ガザ地区が抱える多数の問題の解決に取り組むハマスからの圧力がなければ、拘束期間はさらに長引いていただろう」と語った。
また、「言うまでもなく、4か月にわたる拘束は私の人生で最悪の経験だった」と述べ、武装勢力は同記者を脅すこともあったという。「(拘束中は)生き埋めにされたような気分だった。危険で予測不可能な人間たちの手に、自身の命が握られていたのだから」と事件を振り返った。(c)AFP