イスラエル首相、「シリアとの戦争は望まない」と発言
発信地:エルサレム/中東・アフリカ
[
中東・北アフリカ
]
このニュースをシェア
【6月6日 AFP】イスラエルのエフド・オルメルト(Ehud Olmert)首相は6日、シリアとの安全保障問題に特化した特別閣僚会議の後、「イスラエルはシリアとの交戦を望んでいない」と発言した。
一方で同首相は、歴史的に敵対関係にあるシリアに対し、「誤算」は2国間に敵意を誘発する、と警告した。「安全保障を脅かしかねない誤算をわれわれは避けねばならない」と述べたという。首相官邸によると、オルメルト首相の発言は、複数の外交ルートを通じてシリア政府に伝えられたという。
イスラエルとシリアの両国は7年前、イスラエル占領下にあるゴラン高原(Golan Heights)をめぐる和平交渉で決裂したままだ。
イスラエル軍は前日、シリアの村落に対する攻撃や、ゴラン高原に対するシリア人部隊の奇襲を想定した訓練を含む軍事訓練を行っている。(c)AFP
一方で同首相は、歴史的に敵対関係にあるシリアに対し、「誤算」は2国間に敵意を誘発する、と警告した。「安全保障を脅かしかねない誤算をわれわれは避けねばならない」と述べたという。首相官邸によると、オルメルト首相の発言は、複数の外交ルートを通じてシリア政府に伝えられたという。
イスラエルとシリアの両国は7年前、イスラエル占領下にあるゴラン高原(Golan Heights)をめぐる和平交渉で決裂したままだ。
イスラエル軍は前日、シリアの村落に対する攻撃や、ゴラン高原に対するシリア人部隊の奇襲を想定した訓練を含む軍事訓練を行っている。(c)AFP