【6月3日 AFP】東部のディヤラ(Diyala)州で3日、警察を狙った車両爆弾の爆破と、市民を乗せたバスの襲撃が発生し、15人が死亡した。

 州警察本部によると、バグダッド(Baghdad)北東のディヤラ州バラドルズ(Balad Ruz)で囚人を乗せたイラク警察の輸送車に近づいた車両爆弾が爆発。警察署と近くの市場も巻き込み、警察官1人を含む10人が死亡、25人が負傷した。

 また、同州ムクダディヤ(Muqdadiyah)とバグダッド間の高速道路でも、銃を持った男らが通勤客を乗せた小型バスを止め、乗客に銃を乱射。5人が死亡、7人が負傷したという。

 バグダッドの北東に位置するディヤラ州では、ここ数週間で米軍・イラク軍とスンニ派(Sunni)武装グループとの対立が激化している。(c)AFP