イラク駐留米軍、反政府勢力との停戦協議を示唆
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【6月2日 AFP】イラク駐留米軍ナンバー2のRaymond Odierno中将は5月31日、反政府勢力による米軍とイラク軍への攻撃軽減策の一環として、一部の同勢力と停戦について協議していることを明らかにした。
同中将はイラクからのテレビ会議で記者団に対し、「反政府勢力の一部は我々に接触を図っており、我々もそれに応えたい」と語り、「我々は停戦について話し合っており、イラク軍や多国籍軍への攻撃作戦を行わないとの協定を結べるかも知れない」と続けた。
また同中将は、「我々は、この地域でさらなる働きかけを行うよう行動しており、反政府組織の大半とは調停が可能だとみている。また大半が和解への意向を示していて、なにより重要なことは、彼らがイラク政府と和解し(政治に)参加したいと思っていることだ」と語った。
さらに中将は、米軍とイラク軍による反政府勢力掃討作戦で、「最初の成功」を収めたアンバル(Anbar)州における、民族グループを始めとする組織や、スンニ(Sunni)、シーア(Shia)両派の反政府勢力との協定締結の可能性を見いだしていることにも言及した。(c)AFP
同中将はイラクからのテレビ会議で記者団に対し、「反政府勢力の一部は我々に接触を図っており、我々もそれに応えたい」と語り、「我々は停戦について話し合っており、イラク軍や多国籍軍への攻撃作戦を行わないとの協定を結べるかも知れない」と続けた。
また同中将は、「我々は、この地域でさらなる働きかけを行うよう行動しており、反政府組織の大半とは調停が可能だとみている。また大半が和解への意向を示していて、なにより重要なことは、彼らがイラク政府と和解し(政治に)参加したいと思っていることだ」と語った。
さらに中将は、米軍とイラク軍による反政府勢力掃討作戦で、「最初の成功」を収めたアンバル(Anbar)州における、民族グループを始めとする組織や、スンニ(Sunni)、シーア(Shia)両派の反政府勢力との協定締結の可能性を見いだしていることにも言及した。(c)AFP