【マザリシャリフ/アフガニスタン 19日 AFP】アフガニスタン北部のクンドゥズ(Kunduz)の市場で19日、自爆テロが起き、ドイツ人兵士3人と市民6人が死亡した。

 クウドゥズの知事であるMohammad Omar氏は、「我々の友人であるドイツ人3人が死んだ」と語り、そのほか2人のドイツ兵が負傷、アフガン人通訳1人も負傷したことを明らかにした。また、市民6人が死亡し、12人が負傷、うち6人が重傷だという。

 ドイツ人兵士はティーマーケット(Tea Market)と呼ばれる市場で、買い物中に爆発に巻き込まれた。自爆テロ犯自身も爆死したという。

 NATOの国際治安支援部隊(International Security Assistance ForceISAF)は、「爆発で負傷者が出た事実は確認したが、詳細は不明だ」と述べた。

 北部のマザリシャリフ(Mazar-i-Sharif)に駐留するドイツ軍は、現時点で明らかにできる情報はないとしている。

 写真はカブール(Kabul)にあるISAF本部前で、道路を封鎖して警備をするドイツ兵。 (2006年10月5日撮影)(c)AFP/SHAH Marai